買う・売る・待つはどう決める?ドル円で動くタイミングの考え方

為替・経済の解説

ここまでの記事では、

経済材料を見る

チャートで現在地を確認する

重要価格を決める

予想レンジを考える

上昇・下落シナリオを作る

ところまで整理してきました。

ここまでできると、

「今日は上方向を見ている」
「160.20円を突破すれば160.50円方向」

という予想は作れます。

でも、実際に相場を見ると、もう一つ大事なことがあります。

じゃあ、私はどこで動くの?

上昇予想だから今すぐ買うのか。

160.20円が重要だから、そこに来た瞬間に買うのか。

それとも、まだ待つのか。

私は、

予想することと、実際に動くことは別

だと考えています。

今回は、

「私ならどこで買う・売る・待つのか」

をどう決めるのか整理していきます。


予想と行動は分けて考える

例えば、

今日の方向感:上

だったとします。

でも、

方向感が上=今すぐ買う

とは限りません。

まだ重要価格を突破していない。

すでにかなり上昇している。

大きな経済指標が目前にある。

こうした状況なら、

上方向を見ていても、行動は「待ち」

になることがあります。

私は、

どちらに動くと思うか

と、

今ここで動くか

を分けて考えるようにしています。


判断するときは「価格+値動き」を見る

例えば、

上の重要価格:160.20円

だとします。

この場合、

160.20円に到達しただけで、

「買い」

とは考えません。

見るのは、そのあとです。

160.20円を上抜ける

すぐ下へ戻らない

160.20円より上で推移する

さらに上方向への動きが続く

ここまで確認できれば、

上昇シナリオが強くなってきた

と考えやすくなります。

反対に、

160.20円を一瞬だけ上抜け

すぐ160.10円台へ戻る

さらに160.00円方向へ下落

なら、

私はまだ買わずに待ちます。

つまり、

価格に到達したか
だけではなく、

その価格に来たあと、どう動いたか

まで見ることが大切です。


買う・売る・待つを決める基本の流れ

私は、行動を決めるときに次の順番で確認しています。

① 現在地を確認

② 重要価格を確認

③ 今どのシナリオにいるか確認

④ 重要価格に来たあとの値動きを確認

⑤ 買う・売る・待つを決める

ポイントは、

重要価格に到達しただけでは動かない

ことです。

予想と実際の値動きが一致しているかを確認してから、行動を考えます。


私なら「買い」を考える場面

例えば、

現在値:160.00円
上の重要価格:160.20円
上値目標:160.50〜160.60円

とします。

上方向をメインに見ているなら、

ひかるなら買い

160.20円を上抜ける

その上で維持する

再び上方向への動きが出る

という場面です。

この動きが確認できれば、

上昇シナリオが強くなった

と考えて、私は買いを考えます。

ここで大事なのは、

160.20円だから買う

ではないことです。

160.20円を突破し、

そのあとも上方向の動きが続いているかを見る。

その確認が入ります。


私なら「売り」を考える場面

売りも考え方は同じです。

例えば、

下の重要価格:159.80円

だとします。

ひかるなら売り

159.80円を下抜ける

一度戻しても159.80円を超えられない

再び下方向へ向かう

という場面です。

この場合、

下落シナリオが強くなった

と考えて、売りを検討します。

ここでも、

159.80円まで下がっただけでは売りません。

その価格を割ったあと、

戻せないこと

まで確認します。


私なら「待つ」場面

私は、

買い・売りと同じくらい「待つ」も大事

だと思っています。

例えば、

上の重要価格:160.20円
下の重要価格:159.80円

で、

現在値が160.00円付近を行ったり来たりしているとします。

この場合、

上にも抜けていない。

下にも抜けていない。

つまり、

どちらのシナリオにもまだはっきり入っていない

状態です。

ひかるなら待ち

159.80〜160.20円の間

なら、

方向が出るまで私は待ちます。

毎日必ず、

買うか売るか

を決める必要はありません。

条件がそろっていないなら、

何もしない

という判断もあります。


買う・売る・待つの具体例

ここまでの考え方を並べると、次のようになります。

買い

160.20円を上抜け

その上で維持

上方向への勢いが続く

ひかるなら買い

売り

159.80円を下抜け

戻しても159.80円を超えられない

再び下方向へ

ひかるなら売り

待ち

159.80〜160.20円の間

どちらにも抜けない

方向感が出ない

ひかるなら待ち

こうしておくと、

どこで動くのか

がかなり分かりやすくなります。


上昇予想でも「買わない」ことがある

これはかなり重要です。

例えば、

上方向をメインに見ていて、

160.20円突破

160.50円方向

というシナリオを考えていたとします。

でも気づいたときには、

すでに160.55円

まで上昇している。

この場合、

方向予想は合っています。

ただ、

上値目標が160.50〜160.60円なら、

新しく買う余地はかなり小さくなっています。

私はこんな場面では、

予想が当たっているから買う

とは考えません。

むしろ、

ここからは追わずに待つ

という判断をします。


すでに大きく動いた相場は追わない

相場が急に動くと、

「乗り遅れた」

と思って追いかけたくなることがあります。

でも、

大きく動いたあとほど、反動も起きやすくなります。

例えば、

160.20円突破

160.60円まで一気に上昇

したあとに、

「上昇しているから買う」

と入ると、

ちょうど上値付近になるかもしれません。

そのため私は、

自分が考えていた動くポイントをすでに通過してしまったなら、無理に追わない

ことも大切だと思っています。


一度抜けただけでは判断しない

重要価格の突破では、

一瞬だけ抜けて戻る

こともあります。

例えば、

160.20円

160.27円

160.15円

160.05円

となった場合、

160.20円は一度突破しています。

でも、

その上で維持できていません。

こういう場合は、

本当に上昇シナリオが強くなったのか

まだ判断しにくいです。

だから私は、

突破+その後の動き

を見るようにしています。


重要指標の直前なら待つこともある

価格条件がそろっていても、

時間によっては動かないことがあります。

例えば、

160.20円を上抜けている。

でも、

10分後に米雇用統計

がある。

こういう場面では、

私は発表後まで待つことも考えます。

重要指標では、

それまでのチャートの流れが一気に変わることがあるからです。

つまり、

価格条件が成立した=必ずその場で動く

ではありません。

その日のイベントも確認します。


動いたあともシナリオを見る

例えば、

160.20円を突破して買ったとします。

そのあと、

160.20円を維持できず

160.00円も割れた

となれば、

最初に考えていた上昇シナリオとは違ってきます。

このとき、

買ったから上がってほしい

ではなく、

自分が動いた前提がまだ成立しているか

を見ます。

シナリオが崩れたなら、

見直す。

ここまでを最初から考えておくことが大切です。


毎日の予想ではシンプルに書く

実際の日次予想で、ここまでの説明を毎回すべて書く必要はありません。

例えば、

ひかるなら買い

160.20円を上抜け、その上で維持できれば買い。

160.50〜160.60円方向を見ます。

ひかるなら売り

159.80円を割り、戻しても159.80円を超えられなければ売り。

159.50円方向を警戒します。

ひかるなら待ち

159.80〜160.20円の間では待ち。

方向が出るまで無理には動きません。

これくらいなら、

どこで
何を確認して
どうするのか

がすぐ分かります。


「買う・売る・待つ」は最後に決める

ここまでのシリーズでは、

最初から、

買う?売る?

を決めてきたわけではありません。

まず、

経済材料

チャート

現在地

重要価格

予想レンジ

シナリオ

を作りました。

その最後に、

私はどこで買う・売る・待つのか

を決めます。

この順番にすると、

「なんとなく上がりそうだから買う」

ではなく、

どうなったら動くのか

をあらかじめ決めやすくなります。


ひかるMEMO

私は、毎日の予想で

「今日は上がると思います」

だけを書くより、

「私はここなら買う」
「ここなら売る」
「ここではまだ待つ」

まで書いた方が分かりやすいと思っています。

ただ、

価格だけで決めるわけではありません。

160.20円なら、

160.20円に来たかではなく、

どう抜けた?
その上を維持できた?
まだ上に余地がある?

まで見る。

条件がそろわないなら、

待つ。

予想と行動を分けることが、私は大事だと思っています。


まとめ

ドル円で買う・売る・待つを決めるとき、

私は、

重要価格に到達しただけでは動きません。

見るのは、

価格+その後の値動き

です。

買い

重要価格を上抜け

その上で維持

上昇シナリオが強まる

売り

重要価格を下抜け

戻しても超えられない

下落シナリオが強まる

待ち

重要価格の間

方向感がはっきりしない

動きが出るまで待つ

という考え方です。

そして、

方向が合っていても、すでに目標価格まで大きく動いているなら追わない

という判断もあります。

ここまでで、

何を見るか

どちらへ動くと見るか

どこまで動くと見るか

どういう順番で動くと見るか

私はどこで買う・売る・待つのか

までつながりました。

次は、ここまでの内容を全部まとめて、

「ひかるは毎日のドル円予想をどう作っているのか」

を一つの流れにしていきます。

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※本記事は公開情報をもとに経済や相場の仕組みを整理したものです。将来の値動きや利益を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。